農業機械の安全講習と実習に協力 千葉県長生農業事務所の若手女性農業者セミナー 井関農機2025年10月2日
井関農機は10月1日、千葉県長生農業事務所が茂原市の農産物直売所「ねぎぼうず」で開いた「畑女子」セミナーに協力し、農作業における農業機械の安全な操作やメンテナンスについて講義と実習を行った。
若手の女性農業者が参加
セミナーには、ネギの生産を始めて間もない若手農業者や、女性農業者グループ「ひなたぼっこ」のメンバーなど9人が参加した。
長生農業事務所の矢内雅楽子主席普及指導員は、女性農業者が就業人口の約4割を占める現状を示し「農業経営には不可欠で学ぶ意欲も高いが、家事や育児の負担も大きく、生産技術を学ぶ環境が限られている」と課題を指摘。千葉県が「アグリウーマンイノベーション事業」を活用し、各地で若手女性農業者向けセミナーを開き、キャリアアップを支援していることを紹介した。
トラクターや管理機のメンテナンスを説明
講義と実習は、井関農機グループの女性社員による横断チーム「ISEKI Agrinno Ladies『さなえ倶楽部』」のメンバーが中心となり、同社グローバルトレーニングセンターの担当者も加わった。講義では農作業事故の事例や機械の安全操作を解説し、「基本操作を守り、点検・整備を欠かさず、心に余裕を持って運転を」と呼びかけた。
雨天のためほ場実習はできなかったが、会場ではトラクターと管理機を使い、エアクリーナーやバッテリー液、ラジエーター、エンジンオイルなどの点検方法を中心にメンテナンスを紹介。意見交換では「管理機は使っているがメンテナンスは家族に任せている」との声に、スタッフは「知っておいて損はない」と応じた。トラクターのロータリー爪の交換時期を問う質問には「土壌によって異なるが、半分程度に摩耗すると急激に効果が落ちる。消耗品と考えて交換してほしい」と説明した。
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