流通経費、青果物小売価格の55% 農水省調査2014年7月24日
農林水産省の24年度調査によると、青果物の小売価格に占める流通経費は55.2%、生産者受取価格は44.8%と試算されている(7月1日発表)。
青果物の調査対象16品目(ダイコン、ニンジンなど主要野菜14品目とミカン、リンゴ)の試算結果。調査の結果、100kgあたりの小売価格は2万2925円だった。
このうち、集出荷団体経費16.6%、卸売経費4.8%、仲卸経費8.5%と小売経費25.4%の計55.2%が流通経費と試算された。残り44.8%が生産者受取価格で100kgあたり1万267円と試算された。
23年度は生産者受取価格の割合は45.7%と24年度より割合が多く1万856円だった。

(関連記事)
・需要の見極めが課題 米をめぐる情勢(2014.07.09)
・精米販売で日本一に 東西の全農パールライスが合併(2014.07.09)
・豚枝肉卸売価格、平年比26%高 5月の食肉流通(2014.07.04)
・【シリーズ・いま!食のマーケットは】第2回 コンビニと農業(2014.06.13)
・【園芸総合対策部】野崎和美部長に聞く 加工・業務用野菜産地を確立、産地間「競争」から「協調」へ(2014.03.12)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(12月1日付)2025年10月28日 -
農水省「環境負荷低減の見える化システム」JA全農の「担い手営農サポートシステム」と連携2025年10月28日 -
栃木米「トーク de ス米(マイ)ルフェスタ」開催 JA全農とちぎ2025年10月28日 -
中畑清氏ら元プロ野球選手が指導「JA全農WCBF少年野球教室」太田市で開催2025年10月28日 -
大学×企業×JA 群馬を味わう「産学連携パスタ」開発 高崎商科大学2025年10月28日 -
稲の刈り株から糖を回収 ほ場に埋もれる糖質資源のアップサイクルへ 農研機構2025年10月28日 -
令和7年度自治体間農業連携先候補者を選定 大阪府泉大津市2025年10月28日 -
農と食の魅力発見「東京味わいフェスタ」丸の内・有楽町・日比谷・豊洲の4会場で開催2025年10月28日 -
南都留森林組合と「森林産直」10周年「パルシステムの森」を提起2025年10月28日 -
中古農機具「決算セール」全国30店舗とネット販売で開催 農機具王2025年10月28日 -
越冬耐性の強い新たなビール大麦 品種開発を開始 サッポロビール2025年10月28日 -
だしの力と手づくりの味を学ぶ「手打ちうどん食育体験」開催 グリーンコープ2025年10月28日 -
11月14日は「GAPとSDGs農業の日」ロゴマーク決定 日本GAP協会2025年10月28日 -
「日本各地の米粉グルメを楽しむ!全国おでかけグルメフェア!」開催2025年10月28日 -
「水産産地交流会」石川・富山で開催 全国15産地が「持続可能な海」へ協議 パルシステム2025年10月28日 -
「2025年全国農業高校HANASAKA収穫祭」東京・八重洲で開催 ヤンマー2025年10月28日 -
農業用バイオスティミュラント「エンビタ」 2025年水稲の実証試験で見えた効果 増収・品質向上に一役 北興化学工業2025年10月27日 -
高市内閣 農水副大臣に根本幸典氏、山下雄平氏2025年10月27日 -
26年産主食用生産量 711万t 別途、政府備蓄米を21万t買い入れ 農水省2025年10月27日 -
米価 5週ぶりに上昇 5kg4251円2025年10月27日


































