イタリア野菜を生食で トキタ種苗が商談会2017年6月7日
トキタ種苗(株)は6月6日、都内で同社のイタリア野菜「グストイタリア」シリーズの商談会「カンポプローバ in Tokyo」を開いた。生産者の27団体が参加し、市場や小売のバイヤーなどおよそ300人が来場した。
今回は、同社のカリーノケールとキユーピー(株)のドレッシングがコラボしたパワーサラダを大きく取り上げた。
パワーサラダはキユーピーがアメリカで人気のサラダを取り上げたもので、野菜、果物、タンパク質、トッピングを使い、一皿で栄養素を効率よく摂取できるメニュー。
キユーピー(株)の担当者は「ケールは青汁の原料になるほど栄養豊富。カリーノケールは生食で食べてもおいしい」と評価する。カリーノケールにはキユーピーとコラボしたパワーサラダのレシピが袋に掲載され、小売店などでの販売でも生食提案を消費者に訴求する。
会場にはJA常陸のTACらも来場。同JA営農相談員の青山政弘氏は「管内の生産者が(トキタ種苗の)カリーノケールなどをつくりはじめたので見学にきた。栽培方法や食べ方などに注目し、生産者の所得向上につなげたい」と今後の展望を語った。
沖縄から来ていた沖縄協同青果(株)の平良要人氏は、「イタリア野菜を始めたのは約3年ほど前。沖縄では冬場の気候で育て、東京や大阪など首都圏へ流通している。これまでの卸し先はレストランが中心だったが、昨年から小売関係も注目し始めている」と話した。イタリア野菜のPRイベントなどでは、見たことのない野菜に客が集まり、食べ方などを聞かれることが多いという。
北海道から沖縄まで、全国の生産者が参加したこの商談会は、今年で7回目。トキタ種苗のイタリア野菜を使った料理やレシピも一緒に展示し、バイヤーらにPRした。
(写真左から)
キユーピーとコラボしたパワーサラダの展示。
小売店でのカリーノケール展示モデル。カリーノケールにはキユーピーとコラボしたパワーサラダのレシピが袋に掲載されている。
商談がすすむ会場の賑わい
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