8割が「食品ロス削減」へ行動 2019年野菜の総括 タキイ種苗2019年12月10日
タキイ種苗は、恒例の「野菜」に関する調査「2019年の野菜の総括」を310人の男女を対象に実施。野菜に関する世相や関心が高まる「SDGs」から、「食品ロス問題」に関する意識や人々の行動を明らかになった。
今年で5回目となる調査。食品ロス問題に関しては、2015年に国連サミットで採択された国際目標「SDGs」(持続可能な開発目標)への意識の高まりもあり、個人の行動にも表れている。
図1「食品ロス問題」を意識することがあったか(N=310)

「食品ロス」の削減のために個人として実践していることでは、「食べ切れる量だけ購入する」(51.6%)が最も多く、半数以上の人が回答(図1)。特に女性は60.6%と、6割以上の人が食べ切れる量を意識して購入していることがわかった。2位は「冷凍保存など、長持ちさせる保存方法を工夫」(38.4%)で女性では48.4%と、約2人に1人が実践している。4位は「規格外や訳ありのものも積極的に購入する」(28.7%)で、3割近くが、購入する野菜を選ぶ際に「食品ロス削減」を意識した行動を取っていることがわかった。
図2「2019年に食べる機会が多かった野菜」(トップ5、複数回答、N=310)

一方、「2019年に食べる機会が多かった野菜」は、「たまねぎ」(68.7%)が1位。2位「キャベツ」(62.3%)、3位「トマト」(53.5%)と続いた(図2)。トップ3の野菜は、順位の変動はあるが5年連続で上位であることからも、家庭の定番野菜といえる。
「野菜の値段と購入意向」では、野菜の値段感について「例年に比べて高かったと思う」(64.5%)は6割強で、昨年度より13.2ポイント減少(図3)。約8割が野菜の価格高騰を実感していた昨年と比べると、消費者にとって2019年は野菜高騰の実感は少なかったといえる。
図3「今年は例年に比べて野菜の値段が高かったと思うか」(N=310)

図4「例年に比べて高いと感じた野菜」(複数回答、N=310)

そんななか、最も「値上がり」を感じた野菜の1位は「トマト」(29.4%)(図4)。「トマト」は、購入機会の多さから値段の変動も感じやすかったと考えられる。
「値段が高くても買う野菜」のトップ3は、「今年食べる機会が多かった野菜」と同様、1位「たまねぎ」(29.0%)、2位「キャベツ」(25.8%)、3位「トマト」(24.5%)(図5)。定番野菜として値段にかかわらず購入したい人が多いことがわかる。
図5「値段が高くても買う野菜」(複数回答、N=310)

また、野菜の取り入れ方として約8割が「カット野菜の購入経験あり」と回答。また、「食品ロス問題」を意識していると答えた人は全体より7.2ポイント高い86.9%(図6)。「使い切れる量」というポイントで、カット野菜が支持されていることがわかった。
図6「カット野菜の購入経験」(「食品ロス問題」意識別、N=310)

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