キャベツ 平年比4割安-暖冬で野菜価格が下落2020年1月29日
暖冬の影響で野菜の生育や収穫時期が早まり、野菜価格が下落している。農林水産省が1月28日に公表した1月20日~22日の野菜価格の調査結果では平年比で▲40%~▲5%と下落している。
調査対象8品目(キャベツ、ねぎ、レタス、タマネギ、トマト、ほうれんそう、はくさい、だいこん)の全国平均価格は前週比で▲11%~0%だが、平年比では▲40%~▲5%となっている。
このうちレタスは1kg454円で平年比▲40%、キャベツは同131円で同▲39%、だいこんは同134円で同▲27%、はくさいは同▲22%となっている。
前週にくらべてさらに下落している。平成30年夏は猛暑と少雨による生育不良、落花で出荷が減少し価格上昇、平年比150%を超える品目もあったが、同年10月下旬以降は気温が平年を上回り、31年冬から令和2年冬にかけて野菜は生育・出荷が前進し価格が下落している。
農林水産省は同日、野菜の消費拡大を図る「野菜を食べよう」プロジェクトを始めた。
【関連記事】
・「野菜を食べよう」プロジェクト開始-農水省(20.01.29)
・野菜の生育状況及び価格見通し(令和2年2月)(20.01.29)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日