いちご狩り園の味を自宅で 完熟あきひめ・あまりん・紅ほっぺ販売2021年1月14日
グルメ食品のインターネット通販「豊洲市場ドットコム」は、コロナ禍で1月の観光客の受け入れを延期した埼玉県深谷市の安藤農園のイチゴを1月中旬から販売開始。完熟あきひめ、あまりん、紅ほっぺのいちご狩り園で食べる「完熟の味」を届ける。
1月の開園に向けて大切に育てられたいちごの中でも特に「あきひめ」は、十分に熟した採れたてを食べるのが一番おいしい品種。熟す前では持ち味が発揮できないが、味が乗ってくると傷みやすくなるため流通には向かない。
豊洲市場ドットコムは、いちご狩り園で実ったいちごの行き場が無いという話を聞き、産地から直送する仕組みを活かし消費者の自宅へ直送することを決定。一般に流通しない、「あきひめ」の柔らかでジューシーな完熟の味を知ってもらうチャンスと考え、本来なら観光農園でしか味わえない美味しさを直送する。
今回直送する「あきひめ(章姫)」は、大粒で口に入れるととろけるように柔らかく、酸味が少ない果汁たっぷりのいちご。人気の品種「紅ほっぺ」は、で、程よい酸味が魅力。また、「あまりん」は、2016年に登録されたばかり、埼玉県のオリジナル品種で、丸く光沢のある見た目のしっかりとした果肉は、酸味が少なく高糖度のいちごだ。
安藤農園は、隣接する牧場とともに、身近に農業体験ができる施設。季節を通して家族連れでにぎわう観光農園で、例年なら1月に始まるいちご狩りは、コロナ禍で開園を延期した。園主の安藤巳喜夫さんと息子の佑生さんは「深谷市の豊かな自然の中での農業を体験される日を心待ちにしています。いつか現地、安藤農園にもお越しください」と話している。
安藤農園の安藤巳喜夫さん(右)と息子の佑生さん
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日