コロナ禍で行き場を失った国産果実から新ジャンル「常備果」誕生2021年2月24日
農産加工物を販売するネットショップ「山下屋荘介」は、国産果実を1000個以上を煮込んで作った果肉入りシロップ「micca 蜜果 (みっか)」を販売している。
果肉入りシロップ「micca 蜜果」
「micca 蜜果」は、コロナ禍で行き場を失った果物で、今までになかった新しい商品を作ろうと、従来の果物缶詰やコンポートとも違う、果肉も、シロップも主役の、"新ジャンル"を目指して作られた。
全て国産の果物8種類をそれぞれ1000個以上煮込み、果物本来の美味しさと旨味を凝縮。いつでも手軽に使える瓶詰めで、常備菜の果物版ともいえる''常備果"は、どんな使い方でも、美味しく楽しめる。いつもテーブルに置いてもらえるよう、パッケージにこだわっており、「飲む・食べる・作る」と気軽に家でカフェ気分が味わえる。
国産果肉がそのまま漬け込まれたシロップで、好みの紅茶や炭酸水とmiccaを合わせるだけで、贅沢な果肉たっぷりのカフェ風おしゃれドリンクに変身。レモンやキウイなどの栄養素を活かした、デトックスウォーターもつくれる。また、果肉はそのまま食べても、ヨーグルトやアイスと合わせれば、カフェ風スイーツの出来上がり。パンケーキには、果肉を添えてシロップをかければ"映える"スイーツになる。トーストにトッピングしたり、コーンフレークと一緒にモーニングボールなど、主役にも脇役にもなる常備果として活躍する。
また、お菓子づくりはもちろん、フルーツに含まれる酵素にはお肉を柔らかくする作用があり、料理にも使える。果実の皮まで丸ごと使っているため、果肉と一緒に煮込むだけで果物の栄養と旨味が、一段上の料理に格上げする。
「micca 蜜果」は、一般販売に先駆け、あえてコロナ禍で生まれた商品とは謳わず、商品力のみでクラウドファンディング「makuake」にチャレンジ。初日で目標を達成し、最終的に目標の452%まで支援の輪が拡がった。廃棄処分になる可能性もあった果物から生まれたmiccaは、使い方やアレンジのバリエーションは無限大。SNSを中心にmiccaの輪が広がっており、miccaを使ったアレンジ料理の画像や、「食べられるインテリア」としてギフトにも使いたいという投稿など、インスタグラムを中心に続々と思わぬ反響があった。
「micca」はレモン・清美オレンジ・もも・はっさく・ゆず・うめ・りんご・キウイの全8種。 内容量450g(果肉150g)で1本1280円(送料別・税込)、3本セットは3980円(送料・税込)。インスタグラムでは思わぬ反響も
インスタグラムでは思わぬ反響も
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
小泉農相 随契米放出に「政策効果」 市場落ち着けば備蓄水準戻す2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日