兵庫県上郡町でモロヘイヤ農園「モロ平野」開園式を開催 青粒2021年5月20日
モロヘイヤを中心とした健康補助食品の製造・販売を行っている(株)青粒(兵庫県神戸市)は5月18日、兵庫県上郡町と締結した「包括連携協定」によるモロヘイヤ栽培の試験ほ場「モロ平野」の開園式を行った。
「モロ平野」開園式に参加した永原社長(左)と遠山町長
同社と上郡町は、「国産モロヘイヤでの製造をスタートさせたい」「上郡町をモロヘイヤの町として再び活性化させたい」という双方の想いから、2020年8月31日に包括連携協定を締結。「モロヘイヤ協定」に基づき、モロヘイヤのさらなる普及に向けたモロヘイヤ専門農園として「モロ平野」を開園した。
「モロ平野」は、5~6年使われていなかった上郡町鞍居地区の休耕地約3300平方メートルを同社が借り受け、モロヘイヤ農園として開園。モロヘイヤ栽培やモロヘイヤ粉末などの加工品の製造販売も手掛ける「鞍居地区ふるさと村づくり協議会」の全面的な協力を得てモロヘイヤを栽培しており、2020年は、モロヘイヤの苗1000本を試験栽培した。
開園式当日は、上郡町の遠山寛町長や同社の永原豊大社長をはじめとする関係者が出席。元芸人で司会業も多数務めるタレントのモロヘイヤ三上氏が司会を務めた。冒頭の挨拶で、遠山町長は「上郡町のふるさと納税は1億5000万円を達成しているが、この事業がさらにふるさと納税の核となれば」と期待を寄せた。また、永原社長は「これから、上郡町とともに、本気でモロヘイヤを通じて町の発展に貢献していきたい」と話した。
その後、「モロ平野」の開園を祝して、看板の除幕を実施。遠山町長と永原社長が紅白の紐を引くと現れた「モロヘイヤ農園 モロ平野」の大きな看板に、参加者からは喜びの声があがった。また、開園式では遠山町長、永原社長と関係者による、記念のモロヘイヤ定植も行われ、参加者は最初の定植作業に「モロ平野」の未来に希望を託し、モロヘイヤを1株ずつ丁寧に植えていった。
開園後、初めての定植作業の様子
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