いちじくワイン「無花果の一滴」 今年も発売 大和郡山2022年2月25日
奈良県最大のいちじく産地である大和郡山市で醸造されたいちじくワイン「無花果の一滴(いちじくのいってき)」が、今年も数量限定で発売される。
ほどよい甘さと、さっぱりとした風味が人気の大和郡山産いちじく。大和郡山市では地方創生の一環として、JAならけん生駒・郡山統括部等の発意により令和元年から「大和郡山市いちじくワイン協議会」が発足した。JAならけんのOBを中心にして、原料となるいちじくの選定と確保、ワインの醸造所の発掘と「無花果の一滴」製造販売についての交渉が進められた。
いちじくの果皮由来の淡いピンクな色合いと、口いっぱいに広がる芳醇で上品な香りが特徴。高校生が瑞々しい感性でラベルをデザインしたということも話題となり、令和2年2月下旬の発売開始から市内の小売酒販店を中心に約1800本(原材料となる「いちじく」1トン分)が、2カ月足らずの4月上旬に売り切れとなった。新聞やネットで情報を知った他府県の方からも沢山の問い合わせがあったという。
地元の酒販店からは、「凄い勢いで売り切れてしまった」、「市外や県外からも沢山問い合わせがあって断るのが大変だった」、「来年はもっと製造して欲しい」との感想が寄せられ、大型スーパーでの売れ行きも好調だった。
今年度は、原材料のいちじくを2トンに増やして、約5600本(720ml:2,400本、360ml:2,400本、スパークリング750ml:800本)を製造販売する。
製造工程
商品概要は以下の通り。
いちじくワイン「無花果の一滴」
甘味果実酒 アルコール度数10.5度
720ml瓶:1760円(税込み)
360ml瓶:1045円(税込み)
いちじくワイン「無花果の一滴」スパークリング
甘味果実酒 アルコール度数12度
750ml瓶:2750円(税込み)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 果樹園地で初めて確認 富山県2025年5月15日
-
【注意報】ムギ類赤かび病 多発リスクに注意 三重県2025年5月15日
-
"安心のお守り"拡充へ JA共済連 青江伯夫会長に聞く【令和6年度JA共済優績組合表彰】2025年5月15日
-
【地域を診る】観光・イベントで地域経済は潤うのか 地元外企業が利益吸収も 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(1)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(2)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(3)2025年5月15日
-
麦に赤かび病、きゅうりのアザミウマ類など多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第2号 農水省2025年5月15日
-
パッケージサラダ7商品 を価格改定 6月1日店着分から サラダクラブ2025年5月15日
-
なぜ「ジャガイモ―ムギ―ビート」?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第340回2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(1)2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(2)2025年5月15日
-
「JAグループ宮城 営農支援フェア2025」がラジオCMで告知 JA全農みやぎ2025年5月15日
-
いちごの収穫・パック詰め体験イベント開催 新規就農者研修も募集へ JA全農みやぎ2025年5月15日
-
就農希望者が日本の農業を"見つける" 2025年度の「新・農業人フェア」 農協観光と「マイナビ農業」2025年5月15日
-
JA三井リースが新中計「Sustainable Evolution2028」策定 課題解決で持続的成長目指す2025年5月15日
-
「NARO生育・収量予測ツール」にトマト糖度制御機能を追加 農研機構2025年5月15日
-
冷凍・国産オーガニックほうれん草 PB「自然派Style」から登場 コープ自然派2025年5月15日
-
独自品種でプレミアムイチゴ「SAKURA DROPS」立ち上げ 東南アジアの高級スーパーで販売 CULTA2025年5月15日
-
茨城の深作農園「日本さつまいもサミット」殿堂入り農家第1号に認定2025年5月15日