奈良発の赤いスイートコーン「大和ルージュ」全国で収穫開始 大和農園2023年6月21日
種苗メーカーの大和農園(奈良県天理市)が開発した日本初赤色のスイートコーン「大和ルージュ」の収穫が、全国各地で開始。九州、四国を中心に6月上旬から始まり、関西や関東などは7月上旬ごろから、寒冷地の北海道などは9月ごろからの収穫を予定している。
奈良で100年以上、野菜の種子を研究開発している同社は、2022年10月中旬から全国で「大和ルージュ」種子の販売を開始。日本初という希少性と宝石のように赤く輝く美しさで、発売前からSNSなどを通じて盛り上がり、発売と同時に多くの生産者に種子が買われ、今年から全国各地で「大和ルージュ」の栽培が始まった。
すでに様々な飲食店で「大和ルージュ」の"赤色"を活かした料理やスイートなどが開発。有名なミシュラン星付きレストランでも大和ルージュのメニュー化を予定しており、長野県の阿智村では、大和ルージュを使って温泉町を盛り上げようと現在、料理メニューや商品開発、イベント企画などが進行している。また、「奈良 野菜ソムリエの店 Rokumeikan」では、大和ルージュを使ったメニューやスイーツを販売。中でも大和ルージュを使ったティラミス缶は、関西の百貨店で期間限定で販売されるなど人気を集めている。
日本初の赤いスイートコーン「大和ルージュ」
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