農福連携から誕生「埼玉熊谷の玉ねぎと食べる和風ソースハンバーグ」期間限定で発売 石井食品2023年9月6日
無添加調理で商品作りを進める石井食品は、埼玉・千葉を中心に関東で展開するスーパーマーケットのベルクと立ち上げた、生産者支援プロジェクトにおける開発商品の第3弾「埼玉熊谷の玉ねぎと食べる和風ソースハンバーグ こくうま醤油仕立て」を、10月初旬まで限定発売。今回は、福祉・農業の事業を軸にソーシャルファームを進める埼玉福興が生産した玉ねぎを使用した。
プロジェクト第3弾商品の「埼玉熊谷の玉ねぎと食べる和風ソースハンバーグ こくうま醤油仕立て」
埼玉県熊谷市で育った旬の時期を迎える玉ねぎは、農福連携、農福一体という新たなかたちで農業生産を行っているソーシャルファームから届けられる。
第1弾となる 2021年は、『埼玉熊谷の玉ねぎを使ったトマトソースハンバーグ』、2022年には『埼玉熊谷の玉ねぎを使ったハンバーグカレーソース』を開発。
商品概要
そして、第3弾は『埼玉熊谷の玉ねぎと食べる和風ソースハンバーグ こくうま醤油仕立て』と、その年々の玉ねぎの甘味を生かすソースとあわせた商品を展開してきた。
石井食品は、地域食材に着目し、生産者とともに開発した商品を通じて産地や食材の「ファン」を増やし、さらに、商品に対する消費者の声を直接生産者にフィードバックすることで持続的に良質な食材を作り、発展していける循環型のビジネスモデルを目指している。
こうした活動を進める中で、地域に根付いたストアを展開する「ベルク」も、取引する農産物生産者の後継者不足や就農者の減少などの課題に向けた取り組みとして、地域の利用客へ「食」を通じた新たな商品展開をめざしている。
両社の取り組みから誕生した「埼玉熊谷の玉ねぎと食べる和風ソースハンバーグ こくうま醤油仕立て」は、「ベルク」と一緒に歩んできた生産者の素材を使うことで、農福連携の活動などを推進。また、「食」を通じて生産者の持続可能な未来に向けた取り組みを強化する。
熊谷市で福祉・農業の事業を軸に農業生産を行うソーシャルファームのほ場
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