丹波篠山市特産 落ちない粘りにあやかり「山の芋」合格祈願キャンペーン実施2023年12月1日
兵庫県丹波篠山市は、器を逆さまにしても"落ちない"粘りが特徴の特産品「山の芋」を使った受験生応援キャンペーンを実施。生産量が少なく、なかなか市場に出回らない逸品の「山の芋」を、オンラインショップやふるさと納税の返礼品などを通じて販売する。
器を逆さまにしても"落ちない"粘りが特徴の「山の芋」
丹波篠山の「山の芋」は、江戸時代から栽培が続く伝統野菜。明治以後、品種改良などを進め、現在の大きくて丸い上質の「つくね芋」になった。握りこぶしほどの大きさで、見た目はげんこつのようにゴツゴツしているが、中はきめが細かく真っ白。自然薯や長芋と比べて、粘りが強く、加熱するとふっくらすることが特徴で、和菓子や懐石料理などに使われている。
1つの種芋から1玉しか収穫できないため大量生産が難しく、また、傷つけないようひとつひとつ手掘りで収穫するなど栽培にとても手間がかかるため生産量が少ないことから、なかなか市場に出回らない希少な芋といえる。
JA丹波ささやま直営店「特産館ささやま」では、丹波篠山春日神社で合格祈願のご祈祷を受けた「山の芋」を、合格祈願の「御守」とともに12月2日15時から限定販売。受験や就職活動シーズン本番に向け、ゲン担ぎや応援の気持ちを贈るプレゼントとしておすすめ。特産館ささやまのオンラインショップでも購入できる。
「山の芋」の新物が出そろう晩秋のこの時期は、丹波篠山市内では山の芋料理を提供する飲食店で「丹波篠山山の芋フェア」を開催中。また、ふるさと納税の返礼品としても出品されている。
"落ちない"合格祈願「山の芋」を限定販売
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日