訳ありフルーツの加工品 スーパーマーケット・トレードショーで披露 日本グルメ市場2024年2月8日
長野県須坂市と和歌山県有田市を中心に、日本各地の特産物をECサイトやふるさと納税を通じて届ける株式会社日本グルメ市場は2月14日~16日、千葉の幕張メッセで開催の「スーパーマーケット・トレードショー」に出展。訳ありフルーツで農家を応援する加工品の試作品を紹介する。
フルーツの付加価値を高めるREFURUブランドの「シャインマスカットバウムクーヘン」
同社は、"訳あり"として販売してきた規格外フルーツの高付加価値化を目指し、フルーツ加工品ブランド「REFURU(リフル)」を立ち上げ、自社企画による加工品の開発に着手。手始めにピューレとフリーズドライの発売準備を進めている。今回の展示ではその試作品を出展する。
同社は、農業支援と6次産業化を掲げ、普通は値段のつかない規格外品も含め市場価格よりも高く買い上げ、付加価値をつけて販売する事業を展開。和歌山県有田市、長野県須坂市、高知県土佐市、宮崎県宮崎市の4か所に出荷施設があり、近隣から果物を中心とした特産品を集めてふるさと納税やECサイトを通じて全国に販売している。
気候変動などにより規格通りの収穫がますます困難になるなか、同社は農家の収入アップとフードロス削減を同時に実現するため、果物の見た目を気にする必要のない加工品開発事業に力を入れている。今回の展示では、主にシャインマスカットの有効活用を提案。長野県産シャインマスカットのフリーズドライ、ピューレ、バウムクーヘンを試食できる。
重要な記事
最新の記事
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日