栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
食を通じて社会課題をデザインし、解決を目指す株式会社GOOD NEWS(栃木県那須郡那須町)は、バターを作る際の副産物「スキムミルク」の価値をデザインした代表ブランド『バターのいとこ』から、栃木県内で国産バナナの栽培に取り組む「国産バナナ農園ラフファーム」を応援する新フレーバー「バナナ」を発売。4月26日から那須エリア限定で発売する。
濃厚な甘みと芳醇な香りの「とちおとこ」の魅力を活かした「バターのいとこ バナナ」
「バターのいとこ」は、牛の飼育方法や飼育環境を考えながらおいしい牛乳づくりをしている酪農家が、安定的にトレーサビリティーなバター作りができるようになることで、世の食卓がより豊かになっていく未来を描いて生まれたお菓子。新フレーバーは、栃木県真岡市産のバナナ「とちおとこ」を使用。「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3食感はそのままに、「とちおとこ」の濃厚な甘さと香りを活かして仕上げた。
真岡市で「とちおとこ」を生産するラフファームのメンバー
バナナの「とちおとこ」を生産するのは、合同会社Laughmens(栃木県真岡市)が運営する「国産バナナ農園ラフファーム」。地元に貢献できることをしたい、という思いをもった真岡市出身のメンバーを中心に、30代の同級生3人が施設園芸農業で農薬不使用のバナナづくりに挑戦。バナナ栽培の国内事例が少なく、栽培マニュアルもないなか、自分達の知恵と知識をもって試行錯誤しながらバナナと日々向き合っている。虫やカビなど、気を遣う面も多いバナナ栽培だが、農薬には頼らず、丁寧に管理することで現在は1000株ほどのバナナを育てている。
その一方、規格外品となり市場に出せないものが一定数出てしまう。比較的冬場は生育をコントロールしやすいバナナも、夏場はハウス内が体感温度60度とかなりの高温になることでぐんぐんと育ち、出荷量に対して生産量が上回ってしまうことから、本来は「とちおとこ」として市場に出せる状態のバナナでも出荷できないこともある。
「バターのいとこ」は、こうした理由で出荷できなかったバナナを積極的に使い、生産者が安心して栽培を続けられる環境づくりを目指している。「バターのいとこ バナナ 3枚入」(972円・税込)の取り扱い店舗は「バターのいとこ 那須本店」(栃木県那須郡那須町)と「Chus」(栃木県那須塩原市)。
重要な記事
最新の記事
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日