「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
フィリップ モリス ジャパン(PMJ)と(一社)RCFは、共同で実施している農業振興プログラム「いわて農業未来プロジェクト」において、岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」の認知度向上を図るブランディングプロジェクトを開始した。
お披露目された「いわて春みどり」のラッピングトラック
「いわて春みどり」のブランディングプロジェクトは、「いわて春みどり」の主産地となる岩手町のJA新いわて東部地域春みどり専門部会が主体となり、「いわて農業未来プロジェクト」が支援。また、JA新いわてとJA全農いわてが連携して進めている。
同プロジェクトのキックオフとして、首都圏の市場にキャベツを輸送するトラックに、「いわて春みどり」の特徴、産地を感じてもらえるデザインのラッピングを実施。同キャベツのブランドの認知度向上を目指す取組みを始めた。7月12日には、JA新いわての東部営農経済センターでお披露目式が行われ、東北から首都圏を走るラッピングトラックを発表。同取組みにはPMJから提供された資金が活用されている。
同プロジェクトの開始にあたり、JA新いわて東部地域春みどり専門部会の田中輝彦部会長は「夏に春の味を味わえるいわて春みどりを出荷できるのは、東部地域を中心とした全農いわてのキャベツだけ。ラッピングトラックを見ていただくことで、これまで以上に皆さまに興味を持っていただき、さらに食べていただくことで美味しいと認識していただく方が増えれば」と期待を寄せている。
いわて春みどりと岩手町のキャベツ畑
「いわて春みどり」は、岩手県が誇るブランドキャベツ。主産地の岩手町では約30年前から、夏場に柔らかくて甘いキャベツを出荷するため、春系キャベツの栽培に取り組んでいる。葉肉が柔らかく、巻きが緩やかなのが特徴で、初夏~夏にかけて収穫。甘く、サラダに適したキャベツで、ざく切りでそのまま食べると、より甘みを感じられる。
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