「第3回全国りんご選手権」最高金賞は弘前市「とっこの森のりんご園 完熟名月」2024年11月5日
日本野菜ソムリエ協会は10月31日、今年のおいしい「りんご」No.1を決める「第3回 全国りんご選手権」を開催。最高金賞は、青森県弘前市の「とっこの森のりんご園 完熟名月」に決まった。
全国りんご選手権は、全国各地の産地からエントリーされた20品のりんごを、評価員の野菜ソムリエが商品名や産地、生産者情報などをすべて伏せて食味。そのおいしさを味覚評価で審査し、評価員全員の合計点数によって各賞を決めた。今回は最高金賞のほか、金賞1品、銀賞2品、銅賞3品と入賞7品が選ばれた。
最高金賞を受賞した「とっこの森のりんご園」は、気温差のある山地の利点を生かし、昔ながらの食味重視の丸葉栽培でりんご作りに取り組んでいる。「名月」はスイーツのような甘みと馥郁とした香りが好評。うまみをしっかり蓄えるため、「サンふじ」の後まで収穫せず完熟させている。
評価員からは「淡い黄色にほんのりの紅色が差した優しい見た目に加え、甘さのインパクト」、「甘さが長く口の中に残り、酸味が強くないのに味が濃い。食べやすい味わい」と評された。
◎「第3回 全国りんご選手権」結果
<最高金賞>
とっこの森のりんご園 完熟名月/とっこの森のりんご園(青森県弘前市)
<金賞>
北斗/朝島観光りんご園(岩手県盛岡市)
<銀賞>
・シナノスイート/竹谷りんご農園(青森県弘前市)
・りんご ふじ【自家用】/的場果樹園(長野県山ノ内町)
<銅賞>
・きみと/伊桃園(福島県福島市)
・ハニーアップル/株式会社 菅野農園(岩手県奥州市)
・パイナップルりんご/菅井健氏(山形県朝日町)
<入賞>
・サンふじ/今井農園 今井和人(青森県平川市)
・名月/ささ園(長野県山形村)
・シナノホッペ/山戸敬太(長野県山ノ内町)
・チャンピオンりんご(シナノスイート)/株式会社大澤屋(長野県山ノ内町)
・あいかの香り/ささ園(長野県山形村)
・名月/須藤アップルファーム(青森県弘前市)
・シナノゴールド/りんごのとなり(長野県上高井郡小布施町)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































