山形県産さくらんぼ「佐藤錦」初競りで過去最高値180万円で落札 船昌2026年1月7日
青果の老舗仲卸の船昌は、1月5日に東京都中央卸売市場大田市場で行われた青果の初競りで、山形県産さくらんぼ「佐藤錦」1箱500g入り(2Lサイズ・68粒入り)を落札。今年は昨年の150万円を上回る180万円となり、過去最高値での落札となった。
新年初競りの目玉商品「日本一早いさくらんぼ」
新年最初の競りとして大きな注目を集める競売品のひとつが、山形県産さくらんぼ「佐藤錦」。同社が今回落札した「佐藤錦」は、山形県天童市で超促成栽培により育てられた、"日本で最も早く出荷されるさくらんぼ"として知られている。
夏場に苗木を冷蔵庫で一定期間休眠させ、秋以降に温室ハウスへ移して栽培する特別な工程を経ることで、年明けの初競りに間に合うよう育てられた、非常に希少性の高いさくらんぼ。同社は、「生産者、流通業界、消費者など食に関わるすべての人が活気あふれる一年を過ごせるように」という思いを込めて、2020年から7年連続でこの「佐藤錦」を落札している。
「佐藤錦」1箱500g入り
同社の担当者が年末に産地を訪ずれた際は、今季の佐藤錦は着果量が少なく、果実の肥大についても不安があるという声を耳にしていた。初競りでの落札にあたり同社の関野裕社長は「厳しい状況のなかでも、初競りに向けて高品質なさくらんぼを間に合わせてくださった生産者の方の努力と熱意に心より敬意を表し、感謝の気持ちを込めて過去最高値で落札させていただきました。自然災害や気候変動など、厳しい環境が続くなかではありますが、産地と流通がより一層連携し、力を合わせることで、日本の青果物の価値と魅力をさらに高めていきたい」とコメントしている。
今回落札した山形県産さくらんぼ「佐藤錦」は、1月5日から同社が運営する東京・表参道のレストラン「DEK(デック)」1階の『DEK KITCHEN(デック キッチン)』で、2種のスペシャルスイーツとして数量限定で販売される。
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