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全国のJA担当者が交流 食農教育の充実へ2015年8月31日

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アグリスクール全国サミット

 全国のJAで、次代に食と農の大切さを伝える食農教育の取り組みが広がっている。JAの担当者が8月27、28日、東京で情報交換と相互の交流を行った。全国のJAで構成するあぐりスクール全国サミット実行委員会(事務局=家の光協会)の主催で、全国のJAから約100人が参加。先進JAの報告と、それぞれの経験を持ちより、JAによる食農教育の現状と課題、今後のあり方などについて意見交換した。

 現在、全国でアグリスクールを開校しているJAは166ある。アグリスクールサミットは平成17年、長野県のJA北信州みゆきで開いたのが最初で、その後JAの持ち回りで10回開いてきた。今回は11回目となり、10年間の歴史を振り返り一層充実させるため、内容はシンポジウムを中心とした。
 サミットでは、発起人の一人、元JA北信州みゆき組合長の石田正人氏が、政府の「農協改革」に対して、「JAは運動体であり、JAは足元を見つめ直し子どもに農業、食べ物、ふるさとの大切さを伝える教育活動が重要」とのメッセージを寄せた。
 実践報告はJA愛知東と、JA東びわこの2JA。JA愛知東は、組合長を校長とする「こども農学校」を開校。小学生を対象に年間10回の農作業や販売体験、発表会などを行っている。
 「こども農学校」卒業生の山崎ランサム窓香さん(中3)は、「生きるためには他の動植物の尊い命が失われていることがよくわかりました。だからこそ『食』に感謝します」と、意見発表し、会場から大きな拍手を浴びた。
 JA東びわこの「ちゃぐりんキッズ」は18年目を迎える。今年の新人職員16人のうち、3人が「ちゃぐりんキッズ」の卒業生だった。「ちゃぐりんの活動は『職員協力制度』から「人権活動21』に広がり、いまでは全職員がちゃぐりんに携わるようになった」と、職員の積極的な参加という大きな成果を挙げている。
 この後、佐藤幸也・関東学院大学教授が「小学校(教諭)との連携の強化」、「卒業生や保護者との関係性の維持・強化」、「子どもを引き付けるカリキュラムの実現」、「JAトップとして、食農教育の10年後の展望」について問題提起。「食農教育がJAの役割・使命として大切な柱であることを示し、地域と丸ごと一緒に歩む世界をつくりあげることが重要だ」と指摘した。これに沿ってグループに分かれて意見交換し、2日目は全員で討議した。
 なお、記念講演で村上光雄・広島県JA三次組合長が話した。

※山崎さんの「崎」の字は正式には異体字です。

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