【決算】総資産額、過去最高に JA全国共済会2014年6月6日
一般財団法人・全国農林漁業団体共済会(JA全国共済会)は6月5日の理事会で25年度決算を承認した。
25年度末の総資産額は前年度より6億円増えて過去最高の5475億円となった。これは全JAの退職給付債務額の約46%に相当する。
JAの加入率は94.4%で前年度末より0.7ポイント増えた。「制度」(退職金財源の非課税積立)と「施設」(役職員個人の財産形成のための積立)への100%加入実現県は3県増えて27都府県となった。
25年度の新規加入者数は7647人。掛金収入は341億円だった。退職給付金支給額は377億円で退職者は9090人だった。
事業基盤強化準備金(運用資産の減価、金利リスク等発生時の給付保証に備える積立金)は、必要額を5億円積み立て期末残高を295億円とした。給付還元安定財源は139億円と前年を7億円上回った。
26年度の給付還元利率は「制度」1.00%、「施設」0.95%とした。給付還元利率は「5か年平準型給付還元方式」に基づく財政再計算を実施し、必要経費等を控除して利回りを計算している。その結果、「制度」は前年同率、「施設」については前年度より0.05%減となった。利率については上期は確定、下期は予定。
(関連記事)
・【農協改革】攻撃はねのけ自ら改革 JA全中(2014.06.03)
・【人事速報】共栄火災 杉中洋文氏が新社長(2014.05.30)
・【決算】9年度ぶりに黒字 共栄火災海上保険(2014.05.22)
・26年度還元利率「制度」1% 全国共済会(2014.03.07)
・総資産額は過去最高 JA全国共済会(2013.11.12)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































