VRコンテンツで建物損害調査を疑似体験 JA共済連が「大規模自然災害損害調査リーダー研修会」2024年12月18日
JA共済連は12月12日、神奈川県のJA平塚ビルで「大規模自然災害損害調査リーダー研修会」を実施した。対象はJAで実施する研修会の講師を行う職員やJA支所・支店の管理者などで、VRコンテンツを活用して自然災害の建物損害調査を疑似体験した。
VRコンテンツを活用した研修
研修会では「地震」「風災」「水災」の建物損害調査を疑似体験した。受講者はVR機器を装着して、調査員の視点から調査開始前後の契約者対応や建物内外の損傷箇所の確認などを行った。また、同コンテンツは手元のコントローラーでCG空間上のタブレット型端末機(Lablet's)を用いて、損傷箇所の写真撮影や損傷個所の数、損傷度などを入力し、自身の調査結果とモデル解答を比較することができる。
受講者からは「座学やDVD視聴だけの研修会だと一方通行になりがちだが、VRコンテンツを活用した研修会では実際にCG空間の中を歩き、損傷箇所を見つけて入力する具体的な作業が発生するので、研修の効果は全く異なる」「VR映像がリアルで驚いた。VRコンテンツは非常にわかりやすく、JA内の研修会等でも活用したい」と好評だった。
建物損害調査に関する従来の研修会は座学やDVD視聴が中心で、実際に大規模自然災害が発生した場合に備えた実践に近い研修が課題となっていた。解決に向けて、JA共済連は調査を疑似体験できるVRコンテンツを開発し、今年度から運用を始めた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































