農林中金 純損失1兆4000億円 第3四半期決算2025年2月10日
農林中央金庫は2月7日、2024年度第3四半期決算を公表した。
今年度はポートフォリオ(資産構成)の改善に向けて低利回りの資産を売却しており、それによる損失を主因に純損失を計上した。

経常利益は前年同期比1兆5330億円減の1兆3750億円の経常損失となった。
また純利益は1兆5115億円減の1兆4145億円の純損失となった。
総資産は低利回り資産の売却で3月末より11兆7000億円減の88兆1000億円となった。純資産は1714億円増の4兆6000億円。
有価証券評価損は3月末の1兆7698億円が12月末では8859億円と減った。
農林中金は2025年度以降の安定的な黒字と強固な収益基盤の確保に向けて投融資ポートフォリオの改善に取り組んでおり、第3四半期までに12兆8000億円の低利回り資産を売却した。
一方、24年9月末に会員の協力で永久劣後ローン7169億円の償還と後配出資7360億円の調達を完了し幅広い資産へ投資を実践している。
また、3月末に新たに後配出資411億円の増資の受け入れを実施するほか、期限付劣後ローンの借り入れを1419億円から6428億円に増額する。農林中金は会員の理解で資本増強は順調に進展しており、「ポートフォリオの改善を着実に行い強固な収益基盤の確立に取り組む」としている。
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