新品種「しきゆたか」の作付240ha 豊田通商2015年9月29日
豊田通商は、既報のように今年から新品種を軸に国内産コメ事業に参入しているが、新品種のブランド名を「しきゆたか」に決定した。
この事業は、豊田通商が出資する水稲種子開発ベンチャー(株)水稲生産技術研究所(水稲研)が権利を持つ新品種を用いて栽培契約からコメの販売までの商流を構築しようとするもの。
同社によれば、2015年産の作付けは24県で約240haで、8月下旬から順次収穫を開始し、10月中旬ころにピークを向かえる予定だという。収穫されたコメは食味分析などを実施したうえで、中食・外食企業向けに販売していく予定にしている。
なお、この新品種米のブランド名は「四季に恵まれた瑞穂の国ニッポンの農業に誇りを持ち、産業として永続できる生産システムの確立に貢献する」という意味を込めて「しきゆたか」と名付けられている。
豊田通商では、この事業に参加する生産者をさらに募るとともに、既存産地での生産量拡大をはかり、5年後には作付面積2700ha・約2万tを取扱いたいと計画している。
(関連記事)
・豊田通商がコメ事業参入 (15.01.26)
・コメビジネスに参入 住友化学 (14.09.02)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
農水省 熱中症対策を強化 大塚製薬と連携し、コメリのデジタルサイネージで啓発2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA岡山(岡山県)新会長に三宅雅之氏(6月27日)2025年7月1日
-
【JA人事】JAセレサ川崎(神奈川県)梶稔組合長を再任(6月24日)2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
こども園で食育活動 JA熊本経済連2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日
-
鳥インフル 英国チェシャ―州など14州からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2025年7月1日