27年産米の1等比率83.4%-10月31日現在2015年11月24日
農林水産省は11月20日、27産米の1等比率を公表した。
10月31日現在で83.4%となった。同時期検査結果をくらべると26年産82.0%、25年産80.2%、24年産79.1%となっている。
2等以下に格付けされた理由は「心白及び腹白」がもっとも多く23.2%。2番目が「着色粒(カメムシ類)」22.4%となっている。「着色粒」は26年産、25年産とも2等以下に格付けされた理由の4番目だったことから、27年産米では現時点の検査結果では着色粒が増えていることがうかがえる。
検査数量は9月末にくらべ約190万t増加して約350万tとなっている。26年産米の全検査数量とくらべると66.5%に相当する数量となる。
26年産から検査対象となった飼料用もみは2万1000t、飼料用玄米は190万tの検査数量となっている。
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