乾シイタケの生産回復に向けて 第49回全農乾椎茸品評会2016年6月13日
JA全農は、全国の乾シイタケ生産者の技術の研さんと生産意欲高揚のため、6月15日に「第49回全国乾椎茸品評会」を、埼玉県久喜市で開催する。また、会場では「森を守り、育てよう」をテーマに、優秀な出品物の展示と表彰を行う。
乾シイタケは、東京電力福島第一原発事故により、直接的、間接的に大きな被害を受けた。直接的な被害を受けた東日本の産地では、事故から5年経った現在でも多くの産地で集荷制限が続いており、生産を断念した生産者も多くいる。
生産再開に向けて取り組んでいる生産者は、適切な生産管理工程に基づく生産を行いながら、原木や採取時、出荷時など多くの段階で放射能測定検査を受けて、安全性が確認された生産者ごとに出荷解除となり、年々解除者は増えているが、地域全体の出荷解除にはまだ時間を要する状況となっている。
こうした状況の中、出荷量は、原発事故による消費減退による市況低迷が一昨年まで続いていたことなどから、平年の3割減となり、この傾向は今年も続いている。一方、販売状況は、大幅な生産減少による原料不足により、昨年から市況は原発事故前に回復し、現在も堅調に推移している。
しかし、約4年にわたる価格低迷の間、生産者の減少や後継者が戻らないなど、今後、生産を回復・維持していくための課題が発生しているとJA全農ではみている。
この品評会ではこうした課題について、「全国の生産者が集い・交流することで解決に向けた先進事例を共有するなど、今後に向けてすべての生産地に出かける」ものにしたいと全農麦類農産部椎茸事業所では考えている。
6月15日に表彰される受賞者は下記の通り(規格別に農林水産大臣賞受賞者・1名、林野庁長官賞受賞者・2名の順に表記。敬称略)。
◎大葉厚肉:森栄伸(鳥取県)。大塚幸男(愛媛県)、健康の森学園(岡山県)
◎大葉中肉:成高王洋(愛媛県)。加藤誠(大分県)、高橋茂行(愛媛県)
◎中葉厚肉:芳賀隆(岩手県)。小柳出勝(静岡県)、河内逡一(愛媛県)
◎中葉中肉:桑名二朗(静岡県)。原二三夫(佐賀県)、上谷春(鳥取県)
◎花どんこ:兼澤平也(岩手県)。永尾賢一(長崎県)、田中茂(熊本県)
◎上どんこ:佐々木映実(岩手県)。涌田幸栄(岩手県)、米田一成(鳥取県)
◎団体の部:優勝・全農鳥取県本部、準優勝・全農愛媛県本部
【品評会の概要】
◎日時:6月15日9時~13時
出品物展示:9時~13時
受賞者表彰式:10時30分~12時
◎会場:埼玉県 久喜総合文化会館(埼玉県久喜市下早見140)
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