「金芽米」継続摂取で便通改善 東洋ライス2018年12月3日
東洋ライス(株)は、東京農業大学との臨床試験で「金芽米」を継続摂取することで便通が改善したことを9月5日の日本栄養改善学会で発表した。
(写真)1週間あたりの排便日数
2013年5月以降実施された「金芽米」の継続摂取によるアンケート調査で、「便通がよくなった」との声が多くあがったことから、科学的に実証するため試験が行われた。
対象は無作為に選んだ成人15名。食習慣を変えず米飯のみを金芽米に変更。その際1食あたり160グラム、1日あたり2食摂取。4週間後、普段の米飯に戻した。
排便回数などのデータ収集以外に、試験開始前と2、4、6週間後に採便し腸内細菌検査を行った。
結果、1週間あたりの排便日数は1~4週目まで緩やかに増加したが、金芽米摂取終了後は1週目に減少した。なお便通との関係が指摘されている腸内細菌群については変化がなかった。
今回の実験について、東洋ライスは金芽米を継続摂取することで腸内細菌群の影響を介さずに便通が改善されたことが明らかになった、としている。
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