「2020世界最高米」と次世代ブランドのコメ事業をスタート 東洋ライス2020年2月7日
東洋ライスは、2015年秋にスタートした世界最高米事業の5回目となる今年の取り組み「2020世界最高米」を開始した。また、世界最高米に次ぐ「酵素金芽米シリーズ」を中心とした次世代ブランドのコメ事業を新たに立ち上げる。
「世界最高米」の事業は、コメの価値に「美味」であるだけでなく、「生命力(人の健康)」という価値を持たせることで、需要減などによるコメ生産量に歯止めをかけるとともに、日本のコメの評価を国際的に高め、「コメ生産者に夢と希望を持ってほしい」という同社の想いから始まった取り組み。
「2020世界最高米」の原料となる玄米には、 昨年11月に千葉県木更津市で開かれた「第21回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で、「国際総合部門」で金賞を受賞した玄米と 、「米の精栽培部門」で金賞を受賞した玄米の中から、同社が独自に「美味と生命力」と「酵素量」に重点を置いて厳選した7品を認定。一般価格の約8倍となる1キロあたり1900円で買い受けた。
原料玄米はさらに同社独自の技術である「生命力選別」「熟成」「精米」「ブレンド」「無洗米」により最高品位の「金芽米」に仕上げ、6月頃から、140g(1合分×6袋入りを1万800円(税込)で発売する。
また、「次世代ブランドのコメ事業」は、コメの酵素量を生薬指標とし、栽培、精米や無洗米加工などにかけた労力と、コメの持つ食味・健康寄与度を併せ、5段階のカテゴリーに分けて星の数で格付けするというもの。
上位のコメは「原料玄米の買取価格」と「販売価格」を従来より高くすることで、これまでのコメ商品とは一線を画した次世代ブランドを構築する。世界最高米などの次世代ブランド米比較表(クリックで拡大)
同事業で4つ星に格付けされた「酵素金芽米プレミアム」と3つ星の「酵素金芽米」は、当初、東洋ライスのウェブ上で販売を始め、順次全国のBG無洗米製造企業なども取り扱う予定。
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