輸入小麦の政府売渡価格 3.1%引き上げ-農水省2020年3月11日
農林水産省は3月11日、令和2年4月期の輸入小麦の政府売渡価格を決定した。令和元年10月期にくらべて3.1%の引き上げとなる。
政府売渡価格は5銘柄加重平均(税込価格)で5万1420円/tとする。元年10月期は同4万9890円だった。
シカゴ商品取引所の小麦相場は昨年9月以降の寒波による米国産小麦の作付けへの影響懸念や、今年1月以降豪州での乾燥による減産見通しなどの要因で令和2年4月期の算定期間の平均価格は前期より上昇した。
前期算定期間は平均4.8ドル/ブッシェルだったが、今期(令和元年9月第2週~令和2年3月第1週)は5.3ドル/ブッシェルとなった。
海上運賃は燃料油価格の影響で上昇し、前期の平均45ドル/tに対し46ドル/tとなった。為替はほぼ同じ平均110円/ドルで推移した。
農水省によると今回の価格引き上げが消費生活に与える影響は限定的で、消費者物価指数には+0.003%程度だという。
なお、日米貿易協定とTPP11協定に基づき、米国、カナダ、豪州産小麦についてマークアップが引き下げられている。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】資金循環で地域共生 信用事業部門・埼玉県・あさか野農協組合長 髙橋均氏2025年7月14日
-
【第46回農協人文化賞】組合員の未来に伴走 信用事業部門・秋田やまもと農協常務 大鐘和弘氏2025年7月14日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2025年7月14日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2025年7月14日
-
主食用米の在庫なし、農機の修理・メンテナンス年3000件 JA常総ひかり2025年7月14日
-
【'25新組合長に聞く】JA岡山(岡山) 三宅雅之氏(6/27就任) 地域を元気にするのが農協の役割2025年7月14日
-
JA全農ひろしまとJA尾道市、ジュンテンドーと 売買基本契約を締結、協業開始2025年7月14日
-
蒜山とうもろこしの宣伝強化 瀬戸内かきがらアグリ事業も開始 JA全農おかやま2025年7月14日
-
酪農の輪 プロジェクト 夏休み親子で「オンライン牧場体験」開催 協同乳業2025年7月14日
-
大阪府泉北郡に「JAファーマーズ忠岡」新規開店 JA全農2025年7月14日
-
食農と宇宙をつなぐイベント あぐラボとMUGENLABO UNIVERSEが共催2025年7月14日
-
岩手県産のお肉が送料負担なし「いわちく販売会」開催中 JAタウン2025年7月14日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(2)2025年7月14日
-
「とちぎ和牛」が7年ぶりに全国最高位 "名誉賞"獲得 「第27回全農肉牛枝肉共励会」2025年7月14日
-
【役員人事】北興化学工業(9月1日付)2025年7月14日
-
第148回秋田県種苗交換会キャッチフレーズ決定 全国906作品から選出2025年7月14日
-
無料でブルーベリー食べ放題 山形・鶴岡の月山高原で地域活性イベント開催2025年7月14日
-
農地調査AI支援サービス「圃場DX」デジタル庁「技術カタログ」に掲載 LAND INSIGHT2025年7月14日
-
クマ対策用電気さく線「ブルーキングワイヤー」販売を本格化 未来のアグリ2025年7月14日
-
屋外作業の暑さ対策製品など展示「第11回 猛暑対策展」に出展 サンコー2025年7月14日