米取引関係者「米の需給締まる見通し」 米穀機構調査結果2023年10月6日
米穀安定供給確保支援機構は10月5日、9月に米取引関係者の判断に関する調査結果を公表した。
国内の主食用米の需給動向の現状判断DIは「59」で前月からプラス3となった。
また、向こう3か月の見通し判断DIは「59」で前月からプラス5となった。関係者の間では需給が締まるとの見方が強まっている。
米価水準についての現状判断DIは56で前月からプラス6となり、米価水準が「高い」という見方が強まった。
向こう3か月の見通し判断DIは「73」で前月から横ばいとなった。
関係者の間では、今後、米の需給が締まり米価水準が高くなるとの見方が強まっていることが示された。
関係者が判断を行うにあたって考慮した要因のうち「作柄」が20%と近年になく多かった。2021年9月調査では5%、22年9月では8%に過ぎない。23年は8月調査で11%と前月の3%から高まったが、今回は20%となった。主産地で米の等級の低下が確認されたことが影響しているようだ。
重要な記事
最新の記事
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日