23年産水田の作付状況 WCS用稲5万ha超 農水省2023年10月17日
農林水産省は10月13日に23年産の水田の作付状況を公表した。
9月15日時点で取りまとめた結果、全国の主食用米の作付面積は124万2000haで前年の125万1000haより9000ha減少(▲0.7%)した。
同日発表した予想収穫量は662万4000tで前年産にくらべて7万7000t減少すると見込まれている。農水省が示した米の指針では、需給環境を改善するために望ましい23年産米の生産量は669万tとしており予想収穫量はそれを6万6000t下回る水準となった。農水省は「需要に応じた生産が進んできた結果」としている。
一方、主食用米以外の戦略作物の作付面積のうち、輸出用米など新市場開拓米は9000haで前年より2000ha増えた。また、WCS用稲(稲発酵粗飼料)が5万3000haで5000ha増えた。農水省は畜産が盛んな県で耕畜連携が進んだとみている。
これに対して飼料用米は13万4000haで同8000ha減少した。飼料用米は24年産から専用品種への交付金にくらべて一般品種が低くなる措置が導入されるため飼料米の作付けが減少したとみられる。
重要な記事
最新の記事
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「地経学時代の到来を憂い、拒否しよう」 きな臭い戦略的思惑2025年6月20日
-
【注意報】サツマイモにシロイチモジヨトウ 県内で多発のおそれ 徳島県2025年6月20日
-
米の買い取り方式 「1つの選択肢」山野全中会長2025年6月20日
-
家の光協会 新会長に伊藤清孝氏(JA岩手県中央会会長) 第82回通常総会、『家の光』創刊100周年記念式典2025年6月20日
-
【JA人事】JAみえきた(三重県)生川秀治組合長を再任(6月20日)2025年6月20日
-
全農 輸出額30年度に3.6倍の823億円めざす2025年6月20日
-
(440)静かに進行する「知の職人」の危機【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月20日
-
石破総理に「鳥取すいか」を贈呈 JA全農とっとり2025年6月20日
-
大田市場にて「鳥取すいか」販売セレモニーを開催しました2025年6月20日
-
「見て、聞いて、体験 協同組合フェスティバル」を7月5日に実施 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
連続シンポジウム・座談会第5回「防災・減災・生活再建と地域づくりへの貢献」 7月14日開催、生協・共済から事例紹介 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
西濃運輸とのモーダルシフトでCO₂削減 第26回物流環境大賞「奨励賞」受賞 日本曹達2025年6月20日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹フロンサイドSC」 日本曹達2025年6月20日
-
令和6年産銘柄米 5kg実質価格3000円台から販売 Yahoo!ショッピング2025年6月20日
-
秋田県産あきたこまちの発酵玄米麹使用 無添加「玄米塩麹」新登場 鈴木又五郎商店2025年6月20日
-
果樹特化型農薬散布ドローン開発のスタートアップ 投資型クラファン開始 東京ドローンプラス2025年6月20日
-
ペットボトルキャップ回収で寄附金240万円JCVへ贈呈 コープデリ2025年6月20日
-
猛暑対策で初の宅配サービス一斉休業 8月11日~15日の5日間 コープデリ生協2025年6月20日
-
都心で野菜・果物プチ収穫体験「ベジフルまつり2025」ワテラス広場で開催2025年6月20日
-
第18回「アグリフードEXPO東京」バイヤー来場申込受付開始 日本公庫2025年6月20日