米DNA検査キット「お米鑑定団」検査可能品種のリスト改訂 ビジョンバイオ2023年12月12日
検査試薬開発販売、食品DNA検査を中心とする受託検査サービスのビジョンバイオは、玄米・精米等のDNA品種判別キット「お米鑑定団ver.4」の検査可能品種例リストを見直し、農林水産省消費・安全局が実施している令和5年産地表示適正化事業(玄米、精米のDNA分析)の対象75品種を含む、全160品種に再編した。
米DNA 検査キット「お米鑑定団ver.4」
「お米鑑定団ver.4」は、最小限の設備投資で、DNA検査の知識や経験がなくても簡便に、本格的なDNA検査できることをコンセプトに開発。米穀を扱う事業者にとって、品種銘柄を謳うことは商品価値の訴求につながるが、その一方で、製造工程中の意図せぬ異品種混入による表示違反、誤表示などのリスクを負うことになる。「お米鑑定団ver.4」は、こうしたリスクを回避する目的で、JAの検査機関や精米工場、大手流通、米を原料として用いる食品メーカーなどが導入している。
今回の検査可能品種例リストの見直しでは、令和5年産地表示適正化事業の対象品種のほか、作付け上位品種、過去10年間に登録されたブランド品種などを中心に、全160品種をリストアップ。キットユーザーに対し、最新の米穀流通状況に合わせたDNAパターンの情報提供を強化した。
なお、「お米鑑定団ver.4」は、国内No.1の相互識別力(12月現在、658品種の判別が可能)を誇る同社のDNA検査技術をもとに開発されており、リストにない品種についてもDNAパターンの情報提供が可能。DNA抽出からPCR工程までに必要な試薬類がセットになって1キット20反応分で7万3000円(税別)。1キットで検査できる標準検体数は、10~15検体。全行程3.5時間で検査結果が得られるため、出荷前検査等にも適している。
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