米の先物取引を農水省に申請 堂島取引所2024年2月22日
堂島取引所は2月21日、農林水産大臣と経済産業大臣に米の先物取引の本上場の認可申請を行った。
取引の種類は米穀指数先物取引。農水省が毎月発表する相対取引契約の平均価格を元に算出した平均米価の将来の数値。
呼値(売買を注文する際の値段刻み)の単位は10円。取引単位は約定数値の50倍。
限月は12か月以内の10月、12月、2月、4月、6月、8月の各限月。
最終決済の数値と方法は、「平均米価」による転売・買い戻しでの決済。
取引時間は午前9時から午後3時まで。当限月取引最終日は当該限月の20日(当日は休業日の時は順次繰り上げ)。
申請を受けた坂本哲志農相は22日の会見で「同取引所からはこれまでも上場申請を受けているが、今回の申請は新たな内容での申請と受け止めている」と述べるとともに、「今後、商品作物取引法が定める認可基準に照らして十分な取引が見込まれるか、生産流通を円滑にするため必要かつ適当か、といったことについて慎重に判断されるものと考えている」と話した。
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