有機米デザイン「NEWGREEN」へ社名変更 日本の農業を「グリーン市場」とつなぐ2024年4月2日
有機米デザインは4月1日、社名を株式会社NEWGREEN (ニューグリーン)に変更。また、2023年12月にグループ間M&Aで同社の完全子会社になったヤマガタデザインアグリ株式会社も株式会社NEWGREEN SUPPLY (ニューグリーンサプライ)」に変更する。
事業内容
社名変更にともない、体制面では、共同代表に農業事業の立ち上げから陣頭指揮を取ってきた中條大希氏が就任。取締役副社長には、水田の自動抑草を行うアイガモロボの開発者の中村哲也氏が就任する。世界で急成長する「有機食品」や「脱炭素」などグリーン市場に向けて、日本の農業をつなぎ、農業者の所得向上につなげる。
日本の農業は、農業人口の高齢化や減少による急速な農地集約の必要性、生産コストの高騰、農産物の需要の減少と価格の硬直化、温室効果ガスの排出抑制の取り組みが求められるなど、数多くの問題を抱えている。同社は、こうした問題を解決するため、2018年、山形県鶴岡市のハウス12棟で有機野菜の生産と販売を開始。その後、水田の自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発・製造、有機米・低環境負荷米の流通、未利用資源を活用した農業資材開発、販売と事業を拡大してきた。
これまで「環境か、経済か」と二者択一で語られることが多かった「有機食品」や「脱炭素」の分野には、世界中からヒト・モノ・カネが集まり、巨大な「グリーン市場」が生まれ、急成長を遂げてる。今回の社名変更では、日本の農業の諸問題を解決する「カギ」が「グリーン市場」にあると捉え、当社のミッションを「日本の農業を世界のグリーン市場とつなぐ」と再定義した。
新社名「NEWGREEN」のロゴ
今後は、グリーン市場に向けて、既存事業をさらに強化するとともに、「高単価販売」と「低コスト栽培」を戦略の軸とした多面的な事業を創造・提供し、農業者の所得向上に貢献する。
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