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「金芽ロウカット玄米」文部科学大臣表彰で科学技術賞(技術部門)受賞 東洋ライス2024年5月8日

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東洋ライス代表取締役で、東京農業大学客員教授の雜賀慶二氏は、「白米と同じように炊きやすく食味の良い玄米の開発」に関して、令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞(技術部門)を受賞した。

同賞は日本国内における全分野から選ばれた科学技術に関する研究開発、理解増進などにおいて、顕著な成果を収めた者を表彰。中小企業、地場産業等において、地域経済の発展に寄与する優れた技術の開発者に授与される。

このほど受賞した技術で作られた商品「金芽ロウカット玄米」は、2015年3月に発売された玄米商品で、2021年3月には「コメ及び飯」そのものとして特許を取得。従来玄米の炊きにくさ・食べにくさの原因が、米粒表面にあるロウ層であることを発見し、均等に除去する加工技術を開発したことにより玄米の栄養と白米の食べやすさの両立を実現した。玄米でありながら、米粒が白米のご飯粒のように大きく膨張し、粘りもあるため、玄米ではできなかったお寿司、おむすびにも利用できる。

同商品は、他と差別化されにくく厳しい価格競争にある米カテゴリー商品の中では異例の「600円/1kg以上」の高価格商品だが、販売量は安定しており、粗利を確保できる商品として各量販店様からも高く評価されている。

健康意識の高い玄米ユーザーだけでなく、玄米を敬遠してきた白米ユーザーも取り込み、5年連続(60か月連続)で玄米商品カテゴリー売上No.1を達成。白米を含む米カテゴリー全体でも、売上数量ランキングで過去最高位として第5位を達成している。

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