米粉麺の普及推進 SNS活用で情報発信強化 米粉ねっと2024年5月28日
NPO法人国内産米粉促進ネットワーク(略称:米粉ねっと)は5月9日に通常総会を開き2024年度事業計画を決めた。今年度はSNSの活用による情報発信や米粉麺の普及推進などに力を入れる。
米粉ねっとは2008年に設立し16年目を迎えた。
萩田敏理事長は、食料安保への関心の高まりや小麦など国際穀物価格の高騰、グルテンフリー食品など健康意識の高まりなど「米粉へ関心が高まっている」と指摘するとともに、米粉麺の製造技術も向上し、ラーメン、焼きそば、各種パスタ、フォーやビーフンなどの加工も可能になっているとして、今年度は「米粉麺の健康面や環境面での利点を訴求し需要を喚起する取り組みを行う」とあいさつ、関係業者や消費者などと連携し、「米粉麺の普及を推進することで日本の食料自給率向上と新しい食文化の創造につなげていきたい」と述べた。
消費者ニーズに合わせた新しい米粉麺商品の開発の推進と、米粉麺の食感や風味を活かした魅力的なレシピの提案などを行っていく。
このほか、今年度は▽米粉関連の相談窓口(infoメール)の充実、▽SNSによる米粉情報の発信、▽米粉の用途別基準の見直し検討、▽FABEX東京「米粉パビリオン」への参加、▽米粉料理教室の実施などを重点事項とする。
また、総会では役員を選任した。
〈2024年度理事等〉(敬称略)
▽理事長:萩田敏
▽副理事長:高橋雅彦
▽専務理事:横田祥
▽常任理事:菊池順子
▽同:小谷あゆみ
▽同:中村いづみ
▽理事:佐藤正志
▽同:高橋仙一郎
▽同:堤公博
▽同:富田孝好
▽同:丸山清明
▽同:向畑宣秀
▽監事:折田浩
▽同:青木輝光
▽顧問:髙橋正郎
▽同:島田圭一郎
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日
-
果実のフードロス削減と農家支援「キリン 氷結mottainai キウイのたまご」セブン‐イレブン限定で新発売2025年9月18日
-
グローバル・インフラ・マネジメントからシリーズB資金調達 AGRIST2025年9月18日
-
利用者が講師に オンラインで「手前みそお披露目会」開催 パルシステム東京2025年9月18日