埼玉県の名産「桂木ゆず」を肥料に使用「桂木ゆず米」新発売2024年11月13日
株式会社Tomozy's Farm(埼玉県川越市)は10月18日、埼玉県毛呂山町の名産「桂木ゆず」を肥料に用いたお米「桂木ゆず米」をよりクラウドファンディングサイト「IBUSHIGIN」で新発売。同プロジェクトは目標金額を早期に達成し、地域の名産品を余すことなく活用するサステナブルな農業の取組みとして評価されている。
同社は開業以来、化学肥料を使わず、農薬の使用も最小限に抑えた「からだにやさしいお米」づくりにこだわっている。2022年には初の自社ブランド米として、田んぼ一面に咲かせた菜の花を堆肥にした「菜の花米」を発売。「桂木ゆず米」は、第二の自社ブランド米として栽培を始めたもので、飲料の製造等に用いられた桂木ゆずの搾りかすに米糠と籾殻を混ぜ合わせたものを肥料にして育てられている。
品種には埼玉県産のオリジナル品種「彩のきずな」を使用。通常は比較的サッパリした食感となる「彩のきずな」だが、「桂木ゆず米」はモチモチとしている。
同プロジェクトは開始直後から多くの支援を集め、地域資源を活かした新たな農業の挑戦への共感や応援の声が寄せられた。支援者には、穫れたて新米の「桂木ゆず米」5kg・10kgを届けるリターンのほか、「桂木ゆず米」と「菜の花米」の2種類を500gのオリジナルパッケージに包んで届けるギフト向けセットを用意した。
クラウドファンディングは11月30日まで実施中。同日まで「IBUSHIGINサイト」から支援・購入できる。
桂木ゆずを堆肥にした「桂木ゆず米」
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