水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
農水省は8月1日、25年産水稲の西南暖地における早期栽培の10a当たり収量の前年比見込み(7月15日現在)を公表した。

西南暖地の早期栽培の10a当たり収量の前年比見込みは、徳島県、宮崎県、鹿児島県で「やや上回る」(対前年比105%~102%)となった。24年産の10a当たり収量は、徳島県447kg、宮崎県461kg、鹿児島県437kgだった。
高知県では「前年並み」(対前年比101%~99%)となった。高知県の24産収量は479kgだった。
一方、沖縄県の第一期稲は「やや下回る」(対前年比98%~95%)となった。沖縄県の24年産収量は360kgだった。
西南暖地の早期栽培では気温、日照時間ともおおむね前年を上回って推移したことから「前年並み」、または「やや上回る」となったが、沖縄県の第一期稲では4月、5月の気温が前年を下回って推移したことが「やや下回る」との予測となった。
予測は気象データ(降水量、気温、日照時間、風速等)と人工衛星データ(降水量、地表面温度、日射量、植生指数等)から作成される予測式に基づき予測した。
農水省は今年産から作況指数の作成・公表を廃止し前年産の収量との比較で作柄を示すことにしている。
農水省は「西南暖地の水稲早期栽培の生産は良好。前年比56万t増に向け順調なすべり出し」としている。ただ、早期栽培の割合は24年産で1.2%に過ぎない。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(167)食料・農業・農村基本計画(9)肥料高騰の長期化懸念2025年11月8日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(84)グルコピラノシル抗生物質【防除学習帖】第323回2025年11月8日 -
農薬の正しい使い方(57)ウイルス病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第323回2025年11月8日 -
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
米の民間4万8000t 2か月で昨年分超す2025年11月7日 -
耕地面積423万9000ha 3万3000ha減 農水省2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検査官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日


































