【年頭あいさつ 2026】雜賀慶二 東洋ライス株式会社 代表取締役2026年1月3日
JAcomでは、新年にあたり農林水産大臣をはじめ、JAグループ全国組織や農業関連団体のトップによる年頭あいさつを順次掲載する。食料安全保障の確保や農業を取り巻く環境の変化など、重要な課題が山積する中で、2026年に向けた各団体の考えと決意を伝える。
雜賀慶二 東洋ライス株式会社 代表取締役
謹んで新年のお慶びを申し上げます。昨年は、弊社が発起人となり発足した「医食同源米によって我が国の国難を解決するコンソーシアム」の取り組みが全国に広がりました。現在、すでに二十六自治体で医食同源米が導入され、子供や妊婦の健康促進、食育、農業振興など、地域課題に即した活動が着実に成果を上げております。
中でも最先に本事業に取り組まれた大阪府泉大津市では、医食同源米の一つである金芽米を妊婦に配布し、公益財団法人医食同源生薬研究財団との共同研究により、妊産婦の体調改善に加え新生児の生後一ヶ月後の体重が有意に増えるという結果が論文として発表されました。これらの成果は、障がい児の原因とも云われる超低体重児出産を改善する可能性を示すものであり、金芽米の様にコメの加工の違いがいかに重要かを示した事例といえます。
一方、我が国では、いわゆる「令和の米騒動」を機に、米価の高騰が進み消費者のコメ離れが進んでおり、コメ農家をはじめコメに携わる全ての人達にとって危機的な状況が訪れております。しかしこうした状況こそ我が国のコメの常識を変革できるチャンスであります。すなわち、これまでのようにコメは空腹を満たすためではなく、医食同源米のように食品であり「薬」でもあるとの価値を付与し、消費者の価値観を変えていくこと、さらにはその価値でもって海外にも「健康」で貢献出来る大きなチャンスが巡って来ているのです。
こうした状況下において、弊社が開発した栄養と美味を最大限に引き出す金芽米・金芽ロウカット玄米などの加工技術、さらには、弊社が26年前に開発した保管庫は公開実証実験により、新米よりも4年前の古米の方が美味との評価を得られたほどの保管技術であり時代の変革に向けて大きな一助になるものと考えております。
本年も独自技術を通じ、社会への高度の貢献を目指してまいりますので、変わらぬご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
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