飼料高騰対策を要請 JAグループ2013年6月7日
JA全中の飛田稔章副会長らは6月6日、江藤拓農林水産副大臣を訪問し、「配合飼料価格高騰にかかる緊急要請」を行った。
緊急要請は[1]配合飼料価格安定制度の財源確保[2]畜種別経営安定対策の強化[3]生産コストの適正な価格転嫁の促進[4]自給飼料対策の抜本的な強化[5]配合飼料価格安定制度の見直し、の5点からなる。
飛田副会長は「円安が非常に進み、7月以降の飼料価格はさらに上がると予想される。今の制度の中では、生産者、エサメーカーにこれ以上の負担をお願いするのもかなりの限界がある。なんとか組合員にこれ以上の負担がかからないように対応をお願いしたい」と要請。
江藤副大臣は、「負担を減らすための施策といっても、公的資金を注入するなど方向性は限られているが、当然これらのことについては大臣に理解してもらい、また、内閣としてもきちっと受け止めなければいけない」と答え、政府としても検討していく考えを示した。
(写真)
要請書を手渡す飛田副会長(中央)、山中勝義JA全中畜産委員長(右)と江藤副大臣
(関連記事)
・配合飼料価格、3200円値上げ JA全農(2013.03.15)
・配合飼料価格、1ー3月期は据え置き JA全農(2012.12.14)
・中国、トウモロコシの輸入先多元化を検討―国内生産量は史上最高 (2012.11.29)
・米国大干ばつで配合飼料価格高騰 補てん金総額327億円(2012.09.21)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】てんさいの褐斑病が早発 早めの防除開始を 北海道2025年7月2日
-
日本の農業、食料、いのちを守る 「辛抱強い津軽農民」立つ 青森県弘前市2025年7月2日
-
「食と農をつなぐアワード」募集開始 優良な取組を表彰 農水省2025年7月2日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」JAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」へおつかい JAタウン2025年7月2日
-
三菱マヒンドラ農機 ペースト施肥、紙マルチ田植機、耕うん作業機の販売強化2025年7月2日
-
外来DNAをもたないゲノム編集植物 作出を大幅に効率化 農研機構2025年7月2日
-
「2025年度農業生物資源ジーンバンク事業シンポジウム」開催 農研機構2025年7月2日
-
創立100周年記念プレゼントキャンペーン第3弾を実施 井関農機2025年7月2日
-
住友化学園芸が「KINCHO園芸」に社名変更 大日本除虫菊グループへ親会社変更2025年7月2日
-
フランス産牛由来製品等 輸入を一時停止 農水省2025年7月2日
-
【人事異動】ヤンマーホールディングス(7月1日付)2025年7月2日
-
長野県、JA全農長野と連携 信州産食材使用の6商品発売 ファミリーマート2025年7月2日
-
地域共創型取り組み「協生農法プロジェクト」始動 岡山大学2025年7月2日
-
埼玉県産農産物を活用「Made in SAITAMA 優良加工食品大賞2026」募集2025年7月2日
-
黒胡椒×ごま油でおつまみにぴったり「堅ぶつ 黒胡椒」新発売 亀田製菓2025年7月2日
-
近江米新品種オーガニック米「きらみずき」パレスホテル東京で提供 滋賀県2025年7月2日
-
外食市場調査5月度 2019年比96.9% コロナ禍以降で最も回復2025年7月2日
-
王林がナビゲート 新CM「青森りんご植栽150周年」篇を公開 青森県りんご対策協議会2025年7月2日
-
飲むトマトサラダ 素材を活かした「カゴメ野菜ジュース トマトサラダ」新発売2025年7月2日
-
愛知県豊田市と「市内産業における柔軟な雇用環境の実現にむけた協定」締結 タイミー2025年7月2日