大規模牧場向け 牛用混合飼料「ルミナップM」2014年9月12日
カシューナッツ殻液でルーメン機能改善
配合飼料に混ぜたり、そのまま給餌するだけで牛のルーメン(第1胃)機能を正常に保つことができる出光の「ルミナップ」シリーズ。10月1日から新グレードの「M」を発売することが決まった。
家畜牛は自然状態では食べることのない濃厚飼料を給餌されているため、常にルーメンを酷使している状態にある。そのため、ルーメンの異常は、いわば家畜牛の“職業病”と言われるほど頻繁に起きる病気だ。
出光は、ルーメン内の細菌バランスを整え、エネルギー源となる揮発性脂肪酸の産生を増やす効果のある天然由来成分「カシューナッツ殻油(からゆ)」を利用し、食べさせるだけでルーメン機能を正常に保つ「ルミナップTB」を2011年に発売した。これまで、ペレットタイプで飼料に混ぜる「P」、ゲル状でカシューナッツ殻油成分量を増やした「GL」を発売してきたが、今回、4つめのグレードとして粉末状の「M」を開発した。
粉末にしたことで、より配合飼料と混ぜやすくなっているほか、製造法を見直しカシューナッツ殻油の濃度を高めたのでコストパフォーマンスも高めている。とくに大規模牧場での使用に最適だとしている。1日に牛1頭あたり10?40g程度を混ぜて給与することで、抗生物質に頼らない安全・安心な畜産物の生産が期待できる、という。
包装は20kg紙袋。販売は共立製薬を通じて全国のJA、酪農協、動物用医薬品販売店などで販売される予定だ。
(写真)
粉末タイプの「ルミナップM」
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