脱脂粉乳・バター用は8.8%減 9月の販売乳量2014年10月17日
中央酪農会議は10月15日、平成26年9月の生乳・乳製品の用途別販売実績(速報)を発表した。
全乳哺育・緊急余乳を除いた9月の販売乳量は56万1927tで前年同月に比べて1.7%減だった。このうち北海道は30万1341tで同0.6%減、都府県は26万586tで同3.1%減だった。4?9月までの全国累計の販売乳量は356万6014tで同2.3%減だった。
用途別実績では、飲用牛乳向け、はっ酵乳等向け、特定乳製品向けが前年同月比減で累計でも前年比減。一方、生クリーム等向け、チーズ向けは前年同月比、累計の前年比とも増となっている。
9月の飲用牛乳向け販売量は29万97tで前年同月比3.1%減、累計では167万5479tで同2%減だった。地域別の累計では北海道が38万6111tで前年比2.1%増となっているが、都府県は128万9369tで同3.1%減となっている。
脱脂粉乳・バターなどになる特定乳製品向けは、9月が8万6572tで前年同月比2.3%減、累計は74万1063tで前年比8.8%減と大きく下回っている。
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