バター7000t追加輸入 農水省2014年5月22日
農水省は5月21日、バター7000t(生乳換算8.6万t)の追加輸入を決めた。
昨夏以降、生乳生産量が前年を下回っており、それにともないバターや脱脂粉乳の在庫量も減少傾向にある。
農水省統計によると、生乳生産量は平成25年6月から3月まで10カ月連続で前年同月対比で下回っており、3月末時点でのバター在庫量は1万7317tで、25年3月末時点の4分の3ほどにまで減っている。
こうした現状を踏まえて、秋以降の需要時期での安定供給を確保するため、国家貿易によるカレントアクセス分としての年間生乳輸入量13.7万tのうち、残っている2.7万tを脱脂粉乳4178tとして輸入し、さらに8.6万tをバター7000tとして追加輸入することを決めた。
バター、脱脂粉乳とも5月下旬から6月上旬にかけて農畜産業振興機構が入札を行い、11月末までに順次輸入し、国内需要者へ供給する。
(関連記事)
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