磯分内工場に200億円の設備投資 雪印メグミルク2017年7月31日
雪印メグミルク(株)は、7月28日開催の取締役会において、国産乳製品の製造拠点である北海道・磯分内工場に、200億円を設備投資することを決めた。
この設備投資は、本年5月に公表した「雪印メグミルクグループ長期ビジョン2026」および「雪印メグミルクグループ中期経営計画2019」に基づき、北海道における生産体制を整備し、国産乳製品の安定的な生産により、事業競争基盤の強化を図ることを目的に実施する。
磯分内工場は、1960年に操業を開始し、同社のバター、生クリームおよび脱脂粉乳を製造する主力工場として、その役割を担ってきた。
既存の製造棟は狭く、老朽化も顕著で、設備運用上の制約が大きいため、将来に亘り生産機能を維持・強化するには建物および製造設備全般の刷新が必要となっていた。
このたびの設備投資では、今後の新規製造ライン機能付与なども可能な建物レイアウトや、設備能力設定なども工夫するとともに、省人化をはじめ自動化設備等を活用して、生産の効率化を追及していく。
◎設備投資概要
1.所在地:北海道川上郡標茶町字熊牛原野15線東1-3
2.投資内容
▽バター製造等に関わる新棟の建設(事務・厚生設備、生乳受け入れ設備等を含む)
▽ユーティリティ設備に関わる新棟等の建設(ボイラ、受配電設備、冷凍機、用排水処理設備等を含む)
3.投資額:約200億円
4.延床面積(投資後):約29.000平方m(うち、新設分約23.000平方m)
5.新棟での生産品目:バター、生クリーム、脱脂濃縮乳
6.生乳処理能力:210.000トン/年
7.稼働開始予定:2020年度下期。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日
-
全地形型プラットフォーム車両「KATR」、レッドドット・デザイン賞を受賞 クボタ2025年10月17日
-
農業分野初「マッスルスーツSoft-Power」と「COOL-VEST」を同時導入 イノフィス2025年10月17日
-
伝統のやぐら干し「産直大根ぬか漬けたくあん」がグッドデザイン賞受賞 パルシステム2025年10月17日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月17日