配合飼料供給価格 1トン当たり400円値下げ-JA全農2019年6月24日
JA全農は6月21日、7月~9月期の配合飼料供給価格を4月~6月期にくらべて全畜種総平均1トンあたり約400円値下げすると発表した。
飼料情勢や外国為替情勢をふまえて改定した。改定額は地域別・畜種別・銘柄別に異なる。
JA全農が発表した飼料情勢は以下のとおり。
トウモロコシは3月29日に米国農務省が発表した作付意向調査で作付面積と四半期在庫が予想を上回ったことから、1ブッシェル3.7ドル前後だったシカゴ相場が同3.5ドル台まで値下がりした。その後、降雨が続き作付進度が大幅に遅れたことから急騰し、現在は同4.5ドル前後となっている。今後は夏場の受粉期に向けて天候に左右される相場展開が見込まれる。
大豆粕のシカゴ相場は3月には1トン340ドル前後で推移していたが、米中貿易摩擦で米国からの大豆輸出が低調に推移していることから、同320ドル前後まで値下がりした。その後、米国産地の降雨で作付け遅れ懸念から上昇し、現在は同350ドル前後となっている。 国内大豆粕価格はシカゴ相場の値下がり、円高などで値下がりが見込まれる。
海上運賃は米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は2月には1トン40ドル前後で推移していたが、中国向け石炭や南米産大豆の輸送需要が増加したことや原油相場が堅調に推移していることから上昇し、現在は同45ドル前後で推移している。今後は南米産穀物の輸出需要が本格化するため、海上運賃は強含みで推移すると見込まれている。
外国為替は3月以降、好調な米国経済を背景として111円前後で推移していたが、5月に入りトランプ大統領が中国に対し追加関税を課すと表明したことにより円高が進み、現在は108円台で推移している。今後は米国経済は好調だが米中貿易摩擦の長期化による世界経済の減速懸念もあることから、相場は現行水準で推移すると見込まれている。
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