「やまと豚」がIIT審査会で6年連続の3ツ星にーフリーデン2020年6月12日
養豚や豚肉の加工・流通・飲食をトータルで展開する(株)フリーデンは、今春にベルギーで開かれた国際味覚審査機構(IIT)の2020年度審査会で6年連続となる優秀味覚賞(3つ星)を受賞した。
やまと豚
審査会には、自社農場で生産した「やまと豚」をエントリー。世界の一流シェフやソムリエの審査グループによる目隠し方式官能分析の結果、 総合評定90以上の食品だけに与えられる3ツ星を獲得した。やまと豚は今年度も91.2のハイスコアを獲得。 6年連続で受賞したことは、国産豚肉として日本初の快挙となる。
同時に出品した「やまと豚骨付ハム」も、4度目のエントリーで最高評定の「3ツ星」を4年連続で受賞した。
審査会は、毎年春にベルギーのブリュッセルで行われている。審査は、世界的権威のある調理師協会および国際ソムリエ協会に属する一流シェフとソムリエの中から厳選された20か国以上の「大規模審査グループ」により、徹底した目隠し方式によって行われる。
審査員は、第一印象・外観・香り・食感・味覚などの基準に基づいて評価表に点数を記入。審査は、エントリーした食品個々の長所を点数で評価するもので、食品同士の優劣を競うものではない。
総合評定100点満点中70点以上の食品には、点数に応じて3つ星(極めて優秀、 総合評定90以上)、2つ星(特記に値する、同80以上~90未満)、1つ星(おいしい、同70以上~80未満)の3段階による優秀味覚賞が贈られる。
(株)フリーデンは、全ての肥育農場における「JGAP認証」「農場HACCP認証」取得や、DNA技術活用による父子判定システムの確立で安全・安心の確保が可能になったことに加え、やまと豚が栄誉ある3ツ星を6年連続で受賞したことで、食の専門家による「おいしさ」の裏付けが安定的に得られているとしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日