岩手県で太陽光発電事業スタート 全農と三菱2013年6月4日
JA全農と三菱商事は岩手県花巻市で太陽光発電事業をスタートさせる。
両者は平成24年7月、全国の農業者・JAグループ関連施設の屋根を活用した太陽光発電事業に取り組むことで合意。10月には、合弁でJAMCソーラーエナジー合同会社を新設した。
今回の発表は、このJAMCソーラーエナジーによる初めての取り組みだ。JA全農いわての「いわて純情米広域集出荷施設」の屋根に、242ワットのソーラーパネル3300枚を設置。想定発電量は744Mwhで、約130世帯分の電力使用量に相当する。6月5日に起工式を行い、9月からは東北電力に対して売電を開始する。
JAMCソーラーエナジーは、全国各地で発電施設の設置計画を進めており、昨年度は全国から80件、発電量にして合計3万キロワット分の案件が集まったという。今年度も、畜舎、倉庫などの屋根、農地以外の遊休地なども対象に加え、発電量合計9万キロワットの設置計画を進める考えだ。
(イラストはいわて純情米広域集出荷施設発電所の完成予想図)
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