「農協の使命と可能性」で研究会 JA-IT研究会2018年10月18日
JA-IT研究会は10月19日と20日に東京で、第50回記念となる公開研究会を開催する。
JA-IT研究会は全国のJA役職員による自主的な研究会で、JA営農経済事業の改革および地域農業の活性化に向けた研究と実践交流を積み重ねてきた。2001年に設立してから17年が経ち、このたび第50回記念として公開研究会を開催する。
今回の研究会は1000万人を超える組合員の人的結合体、参加・民主主義・教育などを原則とする協同組合としての性格、総合農協としての多面的経済機能、地域農業・地域社会のインフラ形成の主体としての歴史などを踏まえ、あらためて協同組合としての農協のミッション(使命)、ビジョン(目標像)、バリュー(価値観)を再確認する機会とするのが目的だ。
【10月19日】
時間:13:00~18:00(記念パーティー18:00~20:00)
場所:学士会館210室(東京都千代田区神田)
プログラム:
○開会挨拶
・今村奈良臣(JAーIT研究会代表委員)
・肱岡弘典(JA全中常務理事)
○「地方行政からみた農協の存在価値」(地方自治体首長)
○農山村からの地方創生:小田切徳美(明治大学農学部食料環境政策学科教授)
○フードチェーンはヒューマンチェーン~生協の取り組みより~:新井ちとせ(日本生活協同組合連合会副会長)
○協同組合の「かたち」と「こころ」:松岡公明(JA-IT研究会企画委員)
○質疑・討論
【10月20日】
時間:9:00~12:00
場所:JAビル36階大会議室(東京都千代田区大手町)
プログラム:
○縮小再編過程の日本農業におけるJAへの期待:安藤光義(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
○JAと食品産業の連携、新段階へ:浦野 光人(元(株)ニチレイ代表取締役社長)
○サカタニ農産の経営哲学と地域社会との共生:奥村一則((農)サカタニ農産代表理事)
○総合討論
○閉会挨拶:黒澤賢治(JAーIT研究会副代表委員)
(関連記事)
・【今村奈良臣のいまJAに望むこと】第64回 荒廃した山を牛の放牧で見事に修復した(18.10.06)
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