ホクレンがZ-GISによる圃場管理で研修会2019年5月15日
JA全農が普及を進める「Z-GIS」は、エクセルとの連携で圃場管理を効率化する画期的なクラウド型営農管理システム。全国各地で普及が進む中、4月10日にホクレンで操作研修会が行われた。
ホクレンで行われたZ-GIS操作研修会
日本最大の農業エリア、北海道でもZ-GISへの期待が高まっている。今回の研修会には、ホクレンの肥料農薬担当者など計76人が参加。研修は、Z-GISの活用を検討するにあたり、支所担当者がZ-GISの使い方を習得することを目的に行われた。
講師は、JA全農耕種総合対策部スマート農業推進室の大武勇氏が務めた。
研修では、実際にZ-GISを導入する際に必要な知識と、Z-GISを導入することでどのような利点が生じ、どのような問題点があるかについて説明。また、パソコンによる操作、データの確認など実習では、筆ポリゴンの実際の活用方法について解説した。
北海道は、農林水産省の提供する筆ポリゴンが充実していることから、全農はZ-GISとセットで紹介することにより、地域のJAでの活用場面も増えると考えている。
Z-GISの活用を促進する研修会は、昨年4月25日のサービス提供開始後、約50回開催され、延べ191JAの約1500人が参加。今後も全国各地での研修会が予定されている。
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