いるま野サービスがクラウド月極駐車場管理システムを導入 JAいるま野2021年3月31日
JAいるま野グループの(株)いるま野サービスは、月極駐車場に関するオンライン検索サービスや、ハンコ不要のオンライン契約が可能なクラウドによる月極駐車場管理システム「at PARKING 月極パートナーシステム」を4月1日から導入。ユーザー利便性の向上とともに業務効率化と月極駐車場事業の拡大を図る。
同サービスは同社が管理する月極駐車場約640か所(約1万1000台)を対象に導入。月極駐車場に空き区画が出ると、(株)ハッチ・ワークが運営する月極駐車場検索ポータルサイト「at PARKING」や大手住宅情報サイトへ自動掲載され、ユーザーは簡単に希望に合う月極駐車場を検索できる。
これまで対面で署名・押印を必要とした契約手続きは、ハンコ不要のオンライン契約システムにより最短30分で完了。さらに、希望条件に合う月極駐車場が満車の場合、空きが出た際に通知を受け取る予約システム「アキマチ」を利用することで、管理する不動産会社へ何度も問い合わせをせずに、希望する月極駐車場へ契約できる。
これまで、いるま野サービスが管理する月極駐車場は看板募集が中心で、契約希望のユーザーは原則として来店して契約手続きを行ってきたが、どうしても来店できない場合は契約書類を郵送でやり取りするなど、ユーザーの負担となっていた。また、コロナ禍で非接触ニーズへの高まりも検討していた。
同社は埼玉県内10市3町の組合員から月極駐車場管理を請け負っているが、同エリア内3拠点で対応。全域を十分にカバーすることが難しく、月極駐車場の場所によっては十分なサービスの提供ができないなどの問題があった。来店時の手続きに膨大な時間を要しており、月間約200契約にも及ぶと現人員ではサービス品質の維持が難しく、人員増せずにサービス品質の向上や業務範囲の拡大をする業務の効率化が課題だった。さらに、より広範囲にわたって組合員の依頼に積極的に応え、満足度を上げていくことで管理台数を増やし、月極駐車場事業を拡大することをめざしていたことから、これまでの課題解決のため、「at PARKING 月極パートナーシステム」を導入を決めた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































