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農の価値、楽しさ 盟友が積極発信を JA全国青年大会2023年2月27日

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第69回JA全国青年大会では、「農業におけるファンづくりの極意」と題してパネルディスカッションを行った。ゲストに招かれたモデルの佐藤晴美さんは「盟友のみなさんががんばっているからこそ、私たちの食がある。感謝の気持ちでいっぱい」とエールを贈った。

佐藤晴美さん

佐藤さんは山形県出身で農業には身近に接してきたが、JAグループのユーチューブチャンネルである農チューバーに出演して農作業を体験する。「生産者の土に触れている姿や助け合う生産現場を見てもっと生産者に姿が伝わったらいい」と話し、農業には大変さもあると同時に楽しさもあり、その発信も大事ではと提案した。

佐藤晴美さん佐藤晴美さん

全青協のメンバーからはSNSなどのツールを使った情報発信も必要だが、JA祭りなどで販売に立つなど自ら広告塔になって消費者と直接接点を作る地道な活動の大切さも強調された。

佐藤さん「農業は日本が底上げすべきことのひとつ。知識をつけて下の世代への架け橋になれるようがんばっていきたい」と力を込めた。

大会では令和5年度JA全青協会長立候補者の所信表明が行われた。立候補したのは今年度JA全青協の稲村副会長と都倉副会長。3月22日のJA全青協臨時総会で選任される。

◎令和5年度JA全青協会長立候補者の所信表明(届け出順)

〇稲村政崇JA全青協副会長

稲村政崇JA全青協副会長稲村政崇JA全青協副会長

今、我々は暗く長く出口の見えないトンネルのようななかで営農をしている。それでも少しづつ前に進めているのは先人や諸先輩が道を繋ぎ続けてくれたからだ。

私たち青年部世代はその道を20年後、30年後の日本農業のために、50年後、100年後に日本農業が続いているために繋ぎ続けなければならない。

しかし、その道は決して線路のようなものでなくても構わないと思う。時代が求めているものが車なのであれば道路を、船なのであれば海路を、飛行機なのであれば空路を。目的は達成しなければならないが時代に合わせて挑戦をしていける、それがまさに私たち青年組織の最大の良さだと考えている。

しかし、一人だけでは決してできない。多くの盟友との協同が必要になる。そして、その挑戦は自分たちの利益だけでなく国民のみなさまへの食の提供といった貢献の気持ちを持って行わなければならない。これからの時代は多くの国民のみなさまに食と農業の大切さを分かっていただく必要がある。これは簡単なことではない。しかし、私たちには全国に5万人の盟友がいる。それぞれの単位組織、それぞれの県域で積極的に行っている活動を最大限尊重し、参考にさせていただきながら69年間続いたJA全青協のバトンを多くの選択肢と明るい日本農業の展望を添えて次に届けることをめざす。

(いなむら・まさたか 昭和57年3月生まれ。立命館大学法学部卒。JA北いしかり青年部。専業。水稲13ha、花き2ha、薬草20a)

〇都倉貴博JA全青協副会長

都倉貴博JA全青協副会長都倉貴博JA全青協副会長

世界に目を向けると2022年2月に発生したロシアによるウクライナ侵攻は生産資材高騰を招き、コロナ禍から立ち上がろうとする日本農業に大きな打撃を与えた。

農業生産における輸入依存の高まり、そして新たなに農業投資することが困難となり、この事態は日本の食料安全保障の課題を浮き彫りにし、さらには日本農業の生産力低下も及ぼしかねない事態となった。

だがしかし、全国農協青年組織協議会には5万人もの盟友がいる。私たち盟友が闘うべきは個々の生産規模や農業収入ではない。我々の目的はJA青年組織綱領の実現であり、そのなかでも「組織活動の実践により盟友の結束力を高め明日の担い手を育成する」ことが重要だと思う。その目的を果たすべく目標は盟友の絆を深めることだと考える。その舞台は盟友一人一人が主役であり、その結果が次世代のリーダーを育成し持続可能な農業を確立することができる。

地域をもう一度見つめ直してほしい。各地域にはすばらしい原石がある。地域の秘めた力を形にしてほしい。そしてその声を聞かせてほしい。盟友の声を拾い上げ紡ぎ実現する事こそ私の責務だと思う。「人こそが最大の武器であり、最大の強みである」。私の農業の原点はここにある。共に盟友の結束力を生かし、共に汗を流し供に歩もう。

(とくら・たかひろ 昭和56年12月生まれ。姫路独協大学経済情報学部卒。JA兵庫南青壮年部。専業。葉物野菜:施設50a、露地40a。教育ファーム運営)

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