盛大に60周年 「愛されるJAいちかわ」さらに 記念式典で1000人が祝う2023年3月16日
千葉県のJA市川は3月10日、東京・千代田区の帝国ホテルで設立60周年記念招待会を行った。2回に分けた式典には合わせて約1000人が参加し、式典のほか食事、中村美律子コンサートを楽しんだ。4月1日には同じく60周年記念の一環として、同JAの野菜ブランド「いちベジ」戦略のスタートを期して「桜まつり」を行う。
1000人が参加した60周年記念招待会
JAいちかわは1963(昭和38)年に市川市内の4農協が合併し誕生した東京都に接する市川市を拠点とするJAで、1987(昭和62)年に浦安市、2004(平成16)年に船橋市、さらに2010(平成22)年、柏市に本所を置く田中農協と合併して現在の市川市農協となった。
都市近郊の農業地帯で、ナシを始めトマト、ニンジンなどの産地として知られる。一方で正組合員約2万4700人のうち准組合員が約2万人という都市型農協で、昨年から准組合員を「農業振興応援団」と位置づけ、新規組合員5000人増の運動に取り組んでいる。
今野博之組合長
記念招待会には、JA利用の高ポイントの組合員が招待された。式典で同JAの今野博之代表理事組合長は、「今後も『皆さまから愛されるJAいちかわ』を目指し、初心を忘れず、この先の60年に向けて役職員一同精進する」と決意を述べた。来賓では内田悦嗣浦安市長、野田佳彦元首相、石井準一参議院議員らが出席し、祝辞を述べた。
なお、4月1日の「桜まつり」はコロナ禍や雨天による中止もあって、予定通りだと3年ぶり。例年多くの花見客でにぎわう。JAいちかわ本店駐車場を会場に午後5時から7時まで。
1000人が参加した60周年記念招待会
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